当社での加工可能範囲
森田工業の スリット平鋼 |
伸鉄(熱間圧延平鋼) | 冷間引抜平鋼 | |
厚 |
自由に選択できます。(例:3.2mm,3.7mm,4.3 mm,5.5mmなど設計に 合わせた顧客の希望す る寸法です。) |
決まった厚のみです。 (例:3.0mm,4.5mm, 5.0mm,6.0mmと決ま っている。) |
自由に選択できます。専用ダイスを用意する必要があります。 |
幅 |
自由に選択できます。 (例:9mm,10mm,12mm, 22.5mm,30mmなど) |
定形です。 (9mm,13mm,16mm, 22mm,25mmと決まっ ています。) |
自由に選択できます。専用ダイスを用意する必要があります。 |
スリッター平鋼を選択していただくと良いこと。
【効果】
設計した寸法のフラットバーを大量に仕入れることができます。
●製品の寸法に仕上がった平鋼であるため、厚・幅・長さを調整する必要が殆どなく歩留まりが大幅に向上します。
●安価な鋼材を購入しても後から加工する箇所が多ければ、結局コストが掛かってしまいます。これは意外な盲点となります。
●中間的な寸法の場合、レーザー加工や切削加工は大量生産には不向きであります。また少量でも段取りに時間がかかり納期がかかることとなります。
●例えば厚3.2mm×幅39.5mm×長1,407mmの板をシャーリングで作ろと考えると
○3.2mmの鋼板を用意し
○幅39.5mm長1,407mmで切断する
この工程では、捻じれ・キャンバー・ソリが発生しこれを矯正するのにレベラーを使用することになり、作業時間並びにコストが掛かってしまいます。
しかしスリッター平鋼であれば最初から厚3.2mm×幅39.5mm+加工代のある材料を用意し、直線加工(この工程でキャンバー・ソリなどを除去)を行いますので納期も短く小ロットで製造することが可能です。
スリッター平鋼の形状
材質等
SS400~SS500
SPHC-P(32~40kg/cm2)まで
SPCC(32~40kg/cm2)まで