スリッター平鋼と伸線(熱間圧延鋼)との比較


どうしてスリッター平鋼なのか?

スリッター平鋼のここが良い!!

森田工業のスリッター平鋼は、

① 少量・多品種対応

② 高い歩留まり、小ロット対応、低価格

③ 加工性良好


スリッター特殊平鋼とは?

通常の平鋼は、決まった厚み・幅で販売されております。しかし

森田工業の平鋼は、お客様の使用したい厚み・幅の平鋼を製造いたします。

お客様の要望に沿う平鋼”でスリッター特殊平鋼と呼ばれております。

当社と従来品(熱間圧延平鋼・冷間引抜平鋼)との比較

  森田工業のスリッター平鋼        伸鉄(熱間圧延平鋼) 冷間引抜平鋼   
ロット     お客様の御希望数量 特約店より1本から 形状により異なる 
断面形状 ※平鋼について:参照 定形 ダイスにより多形状
公差  (厚み) t±0.2mm

厚6mm以下     t±0.5mm  

厚6mm以上12mm以下±2.0% 

 t±0.05mm
公差(幅) w±0.2mm 幅50mm以下    w±0.8mm   幅50mm以上12mm以上±2.0% w±0.05mm
品質  (硬度)
価格 標準価格 低価格 非常に高価
二次加工性     
①スポット溶接

高炉メーカーで製造されたコイルをスリット加工して使用しているので品質は一定で安定しております。

インゴットや厚板・端板を熱処理加工し、製造しているため、表面は黒皮で覆われており、均一に溶接できない場合がある 均一性はあるが、硬化層深さが深く溶接が困難な場合がある。
②メッキ

◎酸洗肌地の為、接合性は良い

 

☓ 黒皮が有る為、接合性はあまり良くなく、黒皮を取る場合酸洗処理する必要がある。(かえってコストがかかる)

◎酸洗肌地の為、接合性は良い

③曲げ加工

加工しやすい

☓基本的に曲げることができるが、硬度にばらつきがある為、希望の曲げ角度にならない場合がある ◎表面からの硬化層が深い為、曲げることは困難
 歩留まり

お客様の御希望の長さに切断する為、歩留まりが良い。

またコイル形状での販売もしている為、お客様で自由に加工できます。

 定尺として5.5又は、6.0mしかないので切断して使用ので歩留まりが悪い。  定尺として5.5又は、6.0mしかないので切断して使用するので歩留まりが悪い。

 

 

 

 

 

 

製品形状